生垣の剪定

気ままな生活を送っているわけですが、季節は、どんどん過ぎていきます。よって、庭木もどんどん育っていくわけですね。そして、そこに虫が住み、鳥がついばみ、糞を落とし、肥料になる。まさに、SDGsそのもの。

さて、今日は、生垣の剪定について書きましょう。

生垣、いろいろ、あるでしょうが、うちでは、マサキの生垣があります。毎年、この時期から、夏ごろまで、3回ほど、電動トリマーで刈り込んでいます。新緑できれいな生け垣が出来上がります。

ところが。。。

毎年、刈込だけですと、表面が新緑ですが、内側は枯れ枝や、ヒョロ伸びした枝で、混線状態、悪く言えばハリボテ状態になります。そこに、うどん粉病が発生し、毛虫が発生します。最高の環境が出来上がります。

今年は、刈込後に、枝の透かし剪定を行いました。そこで、透かし剪定の原則

その1 てっぺんが3本以上の熊手状態の場合は、Y字2本残しで、あとは、分岐点から切ります。

その2 枝に葉がなく、ヒョロ伸びした枝カット、これは、木の途中から芽吹いたにもかかわらず、太陽の日を求めて、枝がひょろ伸びします。

その3 横に横にと伸びて隣の枝をクロスして跨いだ枝、元からバッサリ

その4 古い枝から出ている若い枝を大切に、古い枝は若い枝の上でご苦労さんとバッサリ

その5 基本は、葉っぱが全部とれた枝は、枯れることもあるので(松やツバキは枝が枯れます。)葉っぱは3枚残しでそこから上をつまんでいきます。

最後に全体を見回して、スカスカだなーと感じたらOK、全体均一にスカスカになっているかな?

これで、雨もあたり、風も通るので、虫やうどん粉病も激減します。そして、どうしてもだめだったら、薬を撒くしかないですね。僕は、健康にも気を使っているので、あまり、農薬は撒きません。しばらく様子見ですね。

10mほどの生垣ですが、1日かかりました。

では、また